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2000年に沖縄の建物を描いた2,000円札というものが出来た。
出来たまでは良かったが、その後の活躍をあまりみない。町でたまにその姿を見かけるがどうも幻か蜃気楼を思わせるほどだ。
やはりほとんどの自動販売機に対応していないということが活躍を絶たれている原因だろう。
駅では切符も買えず、町ではジュースや煙草も買えず、時には銀行のディスペンサーでも受け付けないこともある。
以前は5,000札がなかなか使い所に厳しかったが、最近は高額紙幣用の両替機が設置されていたり、そのまま5,000円でも使えるものが増えた。
が、2,000円札には今だ冷たい世間。
夜中に煙草を買いに行こうとしても自動販売機では使えないし、缶ジュースを買うことも出来ない。千円札の二倍の価値があるにもかかわらずこの対応。
あ、ニ千円札はこのまま日の目を見ずに朽ちていくのか。深刻な問題である。
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